Saturday 24 March 2012

Intensive5週間コース終わった!


2月中下旬より通っていたDelft TU(デルフト工科大学)の初級インテンシブコース。とうとう昨日最終日を迎える。1日2回ある授業のうち、午前中の授業では、2人1組になっての4分間プレゼン。組み合わせを作ったらしい昨日、授業を休んでしまったので、本日は(も)見学者状態。

このプレゼン、一応コースの中間地点でもあったのだが、その際は個人単位。クラスの中では比較的流暢に話をする人でも、緊張してちょっとたどたどしくプレゼンしていたのだけれど、この5週間を終えて、皆見事にオランダ語を操っている。よくよく考えると、ドイツ語ネーティブ、オランダ滞在歴が長い人、このコースの前に幾つかの学校で学び済みの人たちばかりとはいえ、クラスの最初の状態を見ると、やっぱり伸びはスゴイ気がする。

そして午後の授業。以前に何度か特別にアドバイスに乗ってくださった、コースの責任者の教授が最後の授業を進める。このデルフトメソッドがどれほど効果があったと思うか、改善した方がよいと思うことはどんなことかなど、教授と生徒たちの間で、ほぼよどみないオランダ語でのディスカッションが続く。時折、名前を覚えられているので、自分も質問をされて応える場面もあったものの、これまたほぼ、ディスカッションの傍観者。。みんな本当にうまくなったなーと人ごとのように感心しつつ、未だ未だ皆が話していること(特に教授の)を理解するので精いっぱい。情けない。。。

でも、でも、5週間前にはオランダ語の単語も文法も知らなくて、コースの2-3週間は先生の質問が全く分からなくて泣いていたことから比べれば、比較的平易な単語を使っているだろうけれど、普通に話している6-7割程度でも理解できるようになっただけでも、5週間とにかく食いついて参加しただけの進歩はあるのかな?(といってほしい!)

ちなみにこのクラスで議論になったことは幾つかあるのだけれど、1つのメイントピックは、「5週間のコースは妥当だったか」。もう少し長いコースの方がいいという意見もありつつ、きついけれど5週間限定で、物凄い勢いでオランダ語漬けになった効果は大きいというのが、参加していた生徒の大半の意見みたい。

それにきつかったけれど、コンピューターテスト、やっぱりこれも重要だったなと思う。テストがあるからこそ、かなりの緊張感を持って色々なことが頭にこびりついたように思う。途中、授業についていくことに集中するため、テストをスキップさせてもらっていたけれど、甘えすぎたかななんて後悔。人間やっぱり追いつめられてやるのと、ゆるーりとやるのでは大分効果違うのかな。(あれ、自分だけ?)

そしてこうして洪水のように、意味のある練られたオランダ語教材漬けにならなった今、2か月前に来た時にはさっぱりちんぷんかんぷんだった駅のアナウンスも、方々にある張り紙の意味も大分分かるようになってきて、新聞を読んで何となくこんなこと書いてあるのかも!なんて推測できる時もあるまでに。

また実は、来週からの5週間の受講に備え、駅で1カ月定期を買ったときのこと。今までのなかではちょっと難易度高い会話になったので、どきどきしたけれど、何と、通じた!その上、「オランダ語難しいでしょ、でもちゃんと話せているわよ。どれくらいオランダにいたの?え、2か月!頑張ってるわね(意訳)」なんて言ってもらえた!こういう小さな喜びが、苦しくてもやっぱり頑張ろうと思う原動力にもつながっているのかな。

ちなみにこのデルフトメソッド、1980年代に開発されたものらしい。当初はカセットテープを教材にして始まり、今ではCD Romで1文ずつ区切って聞けたり、1語ずつ単語の発音を確認したり意味を確認できたり、ディクテーション練習できる機能がついていたり。完全でない部分もあるけれど、大分テクノロジーを駆使してい進化している。そして何より、教授&先生曰く、「オランダで一番きついオランダ語コース」とか。

ということで。すくすく伸びている人たちを見て何だか自分の語学学習才能のなさにちょっとがっかりしつつ、でもちょっとだけできなながらも頑張った自分に週末束の間の休息をあげて、来週からまたRetakeする5週間、地道にコツコツ頑張ってみようと思う。

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