Sunday 2 December 2012

クリスマスの足音。

静かな田舎暮らし(!?)のためか、東京で暮らしていた時よりも、”クリスマス”の季節到来を感じさせるものが少ないのだが、それでも少しずつ変化が出てきた。

まずはオランダの伝統の”シンタクラース”。(オランダ観光局に端的な説明と写真があったのでこちらをリンクさせていただきました!) スペインから従者を連れてやってくるこのシンタクラース、11月末に至るところに出没。お店の飾り付けにも登場するし、TVでも子供向け番組(シンタクラース・ジャーナルなるものも!)も連日放送される。そしてアムステルダムなどの大都市では、馬に乗った”実物”が現れるイベントがあるよう。そして、何と、自分が住む小さな村(3000人強の居住者)にも!

 ある11月末の日曜日。朝10時頃、音楽が近づいてくる。2階の窓から村のメインストリートを見てみると、ブラスバンド隊を先頭に、大人&子供たちが歩き、その合間に、白いオープンカー。 


カラフルなパラソルの下には、、、、、シンタクラース!この日は残念ながら、小雨が降りしきるなかだったからか、パラソルもあり、はっきり写せなかったのだけれど、白いお髭、真っ赤な洋服はちょっと識別できるかな。 そして後部座席には、”ズワートピート”と呼ばれる、従者の一人が座っている。 

本来シンタクラースは”白い馬”に乗ってやってくると言われているので、”現代的”乗り物にのってやってくるとは、ちょっと拍子抜け(&残念)ではあるけれど、こうして伝統を守り続けている様子はほほえましい。


そしてその他、一昨日とても久しぶりにお気に入りの緑&お花のお店に出向いたところ、お店のなかが一変!まずは入口には、飾り付けのされていないクリスマスの木が沢山並ぶ。そして、店内にはモミの木や木の実を使ったクリスマスの飾り付け、クリスマス系のお花、モミの木の飾り物などなど、これでもかというほど、クリスマス一色!店の売り物を写すのは気が引けたので、残念ながら写真が載せられないが、クリスマスが近づいていることをひしひしと感じる。

我が家は相変わらず、落ち着かない出来事が多々あり、クリスマス!と全快の気持ちで飾り付けする気分にはどうしてもなれないのだけれど、それでも少しはと思い、小さなクリスマスらしいお花を購入。写真で表現しきれないのだけれど、何とも言えない発色の良いピンク。小さいながらも、存在感があるので、お気に入り。(1.4ユーロ!)

この状況ながら、あともう少しだけ、自分たちらしい、クリスマスな飾り付けをしたいなと思う今日この頃。

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