Tuesday 25 February 2014

Ontheffing - 移民試験免除・・・?(多分)

過去何度ともなくしつこいほどこのブログで触れてきた大きな話題の一つ。それはオランダへの移民(特にオランダ人のパートナーとしてビザを取得し、当初は暫く仕事がない場合)にあたってはぶちあたる「移民試験」。(過去のポストはこちらから)

移民した年によってガイドラインなどは変わりつつあるのだが、2012-2013年の辺りに移民されてきた場合には、移民してから 3.5(2012年以前に移民)~ 3(2013年以降に移民)年以内に、所定の試験(移民試験か、NT2と呼ばれるオランダ語の国家試験)にパスすることが義務付けられている。

純粋にオランダ語を習得することにはモチベーションが沸いても、試験の内容・質に物議が多い移民試験のために時間とお金を掛けて勉強に意義を感じられず、色々と攻防をくりひろげること約1年。

そしてあきらめかけた最後の最後に、「NT2と同等のレベルの力があるものとみなす」と書かれた正式なCertificationを見て、市役所の担当者の方が真剣にサポートをしてくださることに。DUOからの「移民試験を受けよ」という命令にもとれる市役所へのアドバイスにも関わらず、市長さん・市役所の権限で免除できる条例を見つけ出してくださった。そして、「xxx条例の、◎◎条項の定めにより、デルフト工科大学のオランダ語初級~上級コースまでを十分な成績で卒業し、NT2と同等と書かれたCertificationを得たあなたは、無事移民化したとみなし、移民試験から免除します」と、市長サイン入りの正式なレターを発行してくださった。

ということで、移民試験・NT2は受けなくてよい!と手放しで喜びたいところだが、この市役所のレターが発行される2日前にDUOより直接レターが届いていた。それは、「あなたは移民化試験を通る必要があるので、試験を早く受けなさい」と。。ただ、非常におかしいのは、定められた日付と期間。自分は2012年春に移民をしているので、本来は2012年春~3年半以内に試験に受かる必要がある。一方今回のレターには、「2013年6月~3年以内に試験に合格せよ」と。この2013年の6月とは、デルフト工科大学のCertificationが発行された年。。つまりは、Certificationをもらったことを把握した上で、出された手紙。また2012年移民組の自分は3年ではなく、3年半が期間のはず。更には、このCertificationでは不十分と一度判定を出したのは昨年秋。それにも関わらず、市役所が最終的に免除にすると決めたこの2月になって、急に督促状を出してきている。よほど、試験を受けさせたい様子。。ちなみに、督促状にはご丁寧に、「試験勉強のための学校の通学費や、試験費は、DUOからローンが組めます」と、ローンのご案内ブローシャーまで添付。政府は、裕福でない移民からお金をとりたいのか?なんて。

ということで、いれこのように届いた2通のLetterを前に、未だ少し混乱気味。市役所からの「免除」通達レターの届いた後に、DUOからは何の音沙汰もなし。つまり、未だDUOにとっては、「2016年6月までに移民試験に合格せよ」の通達が正になっている様子。これが、市役所の方が恐れていた「リスク」なのか?

決着はつきかけているかなと思いつつ、最後の駄目押し確認までまだひと騒動ありそうな気配。でもどうしても受けなくてはいけなくなった場合には、試験受験期間が2016年まで延期されているので、少し猶予ができて良かったかな?(なんちゃって)

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